「建築物環境衛生管理基準」に基づき、オフィスビルやホテルなどの点検・維持を行っております。
ATPは、Adenosine triphosphate(アデノシン三リン酸)の略語で、地球上全ての生物のエネルギー源として存在する化学物質です。生命活動が行われている所には必ず存在しています。
例えば、動物、植物、菌等の生物であれば必ず持っており、そこから発生する血液、体液、排泄物、死骸、食物残渣等に存在します。
ATPが存在するということは、「そこに生物、あるいは生物の痕跡が存在する」証拠であり、菌の餌が存在する環境であると言えます。
数値が高い=菌が存在するという訳ではありませんが、数値が低ければ洗い残しや菌が少ない状態だと判断できます。目に見えない汚れを高感度で検査することで客観的に衛生状態を判断し、洗浄や清掃が不十分な場所を確認した上で汚れを取り除くことでリスクを軽減することが可能です。
菌検査では結果が出るまでに2~3日を要してしまいますが、ATP検査は約10秒間の測定時間で結果が出る為、結果が不合格の場合その場で再洗浄・再検査を行いキレイに洗浄されたかを確認して安心して作業を開始することが出来ます。
空気環境測定とは、不特定多数の人が利用する施設でオーナーに義務付けられているものです。法律によって年6回行うことが定められており特定建築物を所有する方は、2か月以内毎に1回のペースでの、空気環境測定を実施しなくてはなりません。
「浮遊粉塵」「一酸化炭素」「二酸化炭素」「温度」「湿度」「気流」の6項目を検査します。
建築物衛生法に基づく飲料水質検査、浴槽水のレジオネラ属菌検査を行っています。
一定以上の延べ床面積を持つ興行場、店舗、事務所、学校などの特定建築物は、飲料水の水質検査が義務付けられています。
省略不可能11項目 | 6ヶ月以内に1回定期的検査 |
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省略可能5項目 | 6ヶ月以内に1回 (検査結果が水質基準に手希望した場合、次回に限り省略可能) |
消毒副生成物12項目 | 1年に1回(6月1日~9月30日の間に定期的検査) |